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美容点滴・注射を考える前に知っておきたい5つのこと|成分・根拠・持病との関係

更新日 監修: ホン・ギソク 院長(オルレ形成外科)

美容点滴・注射を考える前に知っておきたい5つのこと|成分・根拠・持病との関係
※画像はイメージです

この記事のポイント

  1. 01美容点滴・注射には、ビタミン類、グルタチオン、アミノ酸、ミネラルなどさまざまな成分が使われ、施設によって組み合わせや量が異なります。
  2. 02美白や疲労回復などをうたうものでも、効果を裏づける研究は限られていることが多く、感じ方にも個人差があります。
  3. 03アレルギー、血管痛、持病・服薬との関係に加え、日本では未承認の製剤が使われることもあるため、成分を確認したうえで判断することが大切です。

韓国の皮膚科やクリニックでは、肌の施術と一緒に点滴や注射を案内されることがあります。旅行中の疲れもあって、気軽に受けてみようかなと考える方もいるかもしれません。

韓国では「수액(スエク/点滴)」と呼ばれ、成分の組み合わせごとにさまざまな呼び名が付いています。ただ、美容目的の点滴・注射は、うたわれている効果に対して科学的な根拠が限られるものも多いのが実情です。受ける前に知っておきたい5つのことを整理しました。

知っておきたい5つのこと

①どんな施術か:美容点滴・注射は、ビタミンC・ビタミンB群などのビタミン類、グルタチオン、アミノ酸、ミネラル、プラセンタ由来成分などを、点滴や注射で体に入れるものです。韓国では成分の組み合わせごとに呼び名が付いていることが多く、日本で「白玉点滴」などと呼ばれるものに近いメニューもあります。同じ呼び名でも施設によって中身や量が違うことがあるため、名前ではなく「何がどのくらい入っているか」で確認しましょう。

②効果の根拠は限られている:美白・くすみ・疲労回復・免疫などをうたうメニューもありますが、美容目的での効果を裏づける質の高い研究は限られているものが多く、効果がはっきりしない、感じ方の個人差が大きい、というのが現時点での一般的な理解です。医療機関で使われる成分であっても、病気の治療として認められた使い方と、美容目的の使い方は別のものです。期待しすぎず、肌の悩みには肌の治療、続く疲れには原因の確認、と分けて考えることも大切です。

③アレルギーと血管痛:成分に対するアレルギー反応が起きることがあり、まれに強いアレルギー反応(アナフィラキシー)につながることもあります。注入中に血管に沿った痛みやしみる感じが出たり、針を刺した部分に内出血や腫れが出たりすることもあります。緊張や空腹で気分が悪くなる方もいます。過去に薬や点滴でアレルギーが出たことがある方は事前に忘れずに伝え、施術後しばらく院内で様子を見てもらえるかも確認しておきましょう。

④持病・服薬との関係:腎臓や心臓の病気がある方は、点滴の水分量や成分によって体に負担がかかることがあります。高濃度のビタミンCは、腎臓の病気や尿路結石のある方、G6PD欠損症という体質の方では注意が必要とされ、事前に検査を行う施設もあります。妊娠中・授乳中の方、服用中の薬やサプリメントがある方も、成分との関係を医師に確認しましょう。体調が悪いときや飲酒の前後は、受けるのを見合わせた方がよいこともあります。

⑤未承認製剤の確認:美容目的の点滴・注射に使われる製剤には、日本では未承認のものや、日本で承認された効能・効果とは異なる目的で使われるものが含まれることがあります。どの成分・製剤を使うのか、日本での承認状況はどうかを医師に確認しましょう。旅行中に受ける場合は、その日の移動や飲酒の予定、帰国後に体調の変化があったときの相談方法も含めて考えましょう。

確認項目事前に考えておきたいこと
成分何が・どのくらい入っているか(呼び名ではなく成分名で)
目的と根拠何を期待するか、その効果の根拠はどの程度あるか
アレルギー薬・点滴・食品などでのアレルギー歴
持病・服薬腎臓・心臓の病気、妊娠・授乳、服用中の薬やサプリメント
製剤使う製剤と、日本での承認状況
当日の予定施術後の休憩、飲酒・移動の予定、帰国後の相談方法

よくある質問

美容点滴に美白や疲労回復の効果はある?

美白や疲労回復などをうたうメニューはありますが、美容目的での効果を裏づける質の高い研究は限られているものが多いのが現状です。効果がはっきりしない、感じ方の個人差が大きいというのが現時点での一般的な理解です。肌の悩みには肌の治療、続く疲れには原因の確認、と分けて考えることも大切です。

美容点滴や注射の副作用は?

成分へのアレルギー反応が起きることがあり、まれに強いアレルギー反応(アナフィラキシー)につながることもあります。注入中の血管に沿った痛みや、針を刺した部分の内出血・腫れ、緊張や空腹で気分が悪くなることもあります。過去に薬や点滴でアレルギーが出たことがある方は事前に伝え、施術後しばらく院内で様子を見てもらえるか確認しましょう。

持病があっても高濃度ビタミンC点滴は受けられる?

高濃度のビタミンCは、腎臓の病気や尿路結石のある方、G6PD欠損症という体質の方では注意が必要とされ、事前に検査を行う施設もあります。腎臓や心臓の病気がある方は、点滴の水分量や成分によって体に負担がかかることもあります。妊娠中・授乳中の方や服用中の薬・サプリメントがある方も、医師に確認しましょう。

韓国の美容点滴を受ける前に何を確認すればいい?

呼び名ではなく、何がどのくらい入っているかを成分名で確認することが出発点です。同じ呼び名でも施設によって中身や量が違うことがあり、日本では未承認の製剤や、承認された効能とは異なる目的で使われるものが含まれることもあります。使う製剤と日本での承認状況、期待する効果の根拠を医師に尋ねておきましょう。

01

あなたはどのタイプ?判断マップ

検討しやすいケース

  • 点滴・注射の成分や根拠を理解したうえで検討したい
  • 持病がなく、薬や点滴のアレルギー歴もない
  • 肌の治療と合わせて、医師に相談しながら考えたい

他の方法も比べたいケース

  • くすみやシミが中心なら、美白治療やシミの治療と比較
  • 肌の乾燥やツヤが気になるなら、水光注射などの肌の治療を確認
  • 疲れやだるさが続くなら、まず日本の内科などで原因(貧血・甲状腺など)を確認

医師の確認が必要なケース

  • 薬・点滴・食品でアレルギーが出たことがある
  • 腎臓・心臓・肝臓の病気や尿路結石の経験がある
  • 妊娠中・授乳中、または妊娠の可能性がある
  • 服用中の薬やサプリメントがある
02

5問セルフチェック

それぞれ、あなたに近い方を選んでください。

0 / 5
  1. Q1点滴・注射に期待することは?

  2. Q2薬や点滴のアレルギー歴は?

  3. Q3持病や服用中の薬は?

  4. Q4成分の確認は?

  5. Q5施術当日の予定は?

03

韓国の医師に聞く質問3つ

セルフチェックの結果をもとに、相談時にそのまま使える質問です。

  1. Q1この点滴・注射には、どの成分がどのくらい入っていますか?日本での承認状況はどうですか?
  2. Q2私の持病や服用中の薬との関係で、注意することはありますか?事前の検査は必要ですか?
  3. Q3私が期待している効果について、どの程度の根拠がありますか?ほかの方法の方が合う可能性はありますか?
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リスク・副作用について

主なリスク・副作用:アレルギー反応(まれにアナフィラキシー)、血管痛、注射部位の内出血・腫れ・痛み、気分不良、血管迷走神経反射によるめまいや失神、静脈炎、感染、持病や服用中の薬との相互作用、期待した効果が感じられない可能性など。経過には個人差があります。

日本語対応・オンライン相談

点滴・注射は、呼び名ではなく成分で確認を。

期待する効果の根拠や、持病・体質との関係を知ったうえで判断することが大切です。韓国の医師に日本語・オンラインで直接相談してみませんか。

  1. 01

    LINEで申し込む

    IPPEOの相談スタッフが日本語でお悩みを確認し、医師との相談日程を調整します

  2. 02

    自宅からビデオ相談

    IPPEOアプリのビデオ通話で、韓国の医師とお話しいただけます。AI通訳の字幕と通訳スタッフがサポートします

  3. 03

    レポートで比べて考える

    相談内容をまとめたレポートが届きます。渡韓するかどうかは、ゆっくり考えて大丈夫です

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オンライン相談は情報提供であり、診断・治療ではありません。施術の可否は医療機関での診察で判断されます。

監修: ホン・ギソク 院長(オルレ形成外科)

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を代替するものではありません。施術の適否は医師の診察により判断されます。効果・経過には個人差があります。

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