施術· 肩・ふくらはぎ
肩(僧帽筋)・ふくらはぎへのボツリヌストキシン注射を考える前に知っておきたい5つのこと
更新日 監修: ホン・ギソク 院長(オルレ形成外科)

この記事のポイント
- 01肩やふくらはぎへのボツリヌストキシン注射は、発達した筋肉の動きを一時的に弱めて厚みを抑え、ラインをすっきり見せることを目指す施術です。
- 02張りの原因が筋肉ではなく脂肪やむくみの場合は変化が限られるため、筋肉か脂肪かの見分けが出発点になります。
- 03顔より注入量が多くなりやすく、だるさや筋力の低下を感じることがあるため、運動習慣や仕事での体の使い方も含めて相談することが大切です。
首から肩にかけてのラインが盛り上がって見える、ふくらはぎの外側が張ってスカートが似合わない気がする──。体のラインの悩みには、筋肉の発達が関係していることがあります。
韓国では「승모근 보톡스(僧帽筋ボトックス)」「종아리 보톡스(ふくらはぎボトックス)」として相談される施術ですが、顔に比べて注入量が多くなりやすく、日常の動きへの影響も考えておく必要があります。考える前に知っておきたい5つのことを整理しました。
知っておきたい5つのこと
①何をする施術か:肩の盛り上がりには首から肩・背中に広がる僧帽筋、ふくらはぎの張りには腓腹筋などが関係します。ボツリヌストキシン注射(一般に“ボトックス”と呼ばれることもあります)でこれらの筋肉の動きを一時的に弱め、筋肉の厚みが少しずつ減ることで、首が長く見える、ふくらはぎのラインがすっきり見えることを目指します。日本では、僧帽筋やふくらはぎへの美容目的の使用は承認された適応の範囲外(適応外)で、製剤によっては国内未承認の場合もあります。使用する製剤名と承認状況を医師に確認しておきましょう。
②筋肉か脂肪かの見分け:つま先立ちをしたときにふくらはぎの内側・外側が硬く盛り上がる、肩をすくめたときに首の付け根が硬く盛り上がる場合は、筋肉の発達が関係していることが多いとされます。一方、つまむとやわらかい厚みがある場合は脂肪、夕方になると太くなる場合はむくみの影響も考えられます。脂肪やむくみが中心であれば、注射での変化は限られ、ほかの方法が比較の対象になります。
③注入量が多くなる点:肩やふくらはぎは筋肉が大きいため、顔への注射に比べて1回あたりの注入量が多くなりやすい部位です。顔など他の部位と同じ時期に受ける場合は、合計の量も考える必要があります。量が多いほど効果が出やすいというわけではなく、副作用や耐性の考え方にも関わるため、予定している量とその理由を医師に確認しましょう。
④だるさ・筋力低下:注射後、肩や腕のだるさ、重い物を持ち上げにくい感じ、ふくらはぎでは階段の上り下りや長時間の歩行で疲れやすい、つま先立ちがしにくいといった変化を感じることがあります。多くは時間とともに慣れていくとされますが、感じ方には個人差があります。まれに、注射した部位から離れた場所に、だるさや飲み込みにくさなどの症状が出ることもあるため、気になる変化があれば早めに相談しましょう。
⑤運動習慣への影響と効果の目安:ランニングや登山、ダンス、筋力トレーニングなど、肩やふくらはぎをよく使う方は、パフォーマンスへの影響を感じることがあります。仕事で長時間立つ、重い物を運ぶといった場合も同様です。見た目の変化は数週間〜1〜2か月ほどかけてゆっくり出て、3〜6か月前後で少しずつ戻っていくのが目安とされますが、運動量などによって個人差があります。
| 確認項目 | 事前に考えておきたいこと |
|---|---|
| 原因 | 筋肉の発達か、脂肪・むくみか、その両方か |
| 製剤 | 使用する製剤名と日本での承認状況(適応外であること) |
| 注入量 | 予定している量とその理由、ほかの部位との合計 |
| 体への影響 | だるさ・筋力低下の可能性と、出やすい場面 |
| 運動・仕事 | 運動習慣や仕事での体の使い方への影響 |
| 効果の目安 | 変化が出るまでの期間、持続と次の注射の間隔 |
よくある質問
ふくらはぎや肩のボツリヌストキシン注射の効果はいつから出て、どのくらい持続する?
見た目の変化は数週間〜1〜2か月ほどかけてゆっくり出て、3〜6か月前後で少しずつ戻っていくのが目安とされます。運動量などによって個人差があります。次の注射までの間隔は、医師と相談して決めましょう。
ふくらはぎにボツリヌストキシン注射を打つと歩きにくくなる?
階段の上り下りや長時間の歩行で疲れやすい、つま先立ちがしにくいといった変化を感じることがあります。多くは時間とともに慣れていくとされますが、感じ方には個人差があります。ランニングや登山、ダンスをよくする方や、仕事で長時間立つ方は事前に医師に伝えましょう。
肩(僧帽筋)やふくらはぎの太さが脂肪やむくみでも注射で細くなる?
張りの原因が脂肪やむくみの場合、注射での変化は限られます。肩をすくめたりつま先立ちをしたりしたときに硬く盛り上がるなら筋肉、つまむとやわらかい厚みがあるなら脂肪、夕方に太くなるならむくみの影響が考えられます。脂肪が中心なら、脂肪吸引や脂肪を減らす治療と比較しましょう。
肩やふくらはぎのボツリヌストキシン注射は顔より量が多くなる?注意点は?
肩やふくらはぎは筋肉が大きいため、顔に比べて1回あたりの注入量が多くなりやすい部位です。量が多いほど効果が出やすいわけではなく、副作用や耐性にも関わります。予定している量とその理由、ほかの部位と同時期に受ける場合の合計量を医師に確認しましょう。
あなたはどのタイプ?判断マップ
検討しやすいケース
- 肩をすくめると首の付け根が硬く盛り上がる
- つま先立ちをするとふくらはぎが硬く張り出す
- 一時的にだるさや筋力の低下を感じる可能性を理解している
他の方法も比べたいケース
- つまむとやわらかい厚みがあるなら、脂肪吸引や脂肪を減らす治療と比較
- 皮膚のたるみが気になるなら、ボディのたるみ治療の記事も確認
- エラも気になるなら、咬筋への注射の記事も確認
医師の確認が必要なケース
- ランニング・登山・ダンスなど、肩やふくらはぎをよく使う運動をしている
- 仕事で長時間立つ、重い物を運ぶことが多い
- 重症筋無力症など神経や筋肉の病気がある、または飲み込みにくさなどの症状がある
- 妊娠中・授乳中、または顔など他の部位にも同時期に注射を予定している
5問セルフチェック
それぞれ、あなたに近い方を選んでください。
0 / 5Q1肩をすくめる・つま先立ちをすると?
Q2気になる部分をつまむと?
Q3肩・ふくらはぎをよく使う運動は?
Q4仕事での体の使い方は?
Q5一時的なだるさについて?
韓国の医師に聞く質問3つ
セルフチェックの結果をもとに、相談時にそのまま使える質問です。
- Q1私の肩・ふくらはぎの張りは、筋肉と脂肪・むくみのどちらが主な原因ですか?
- Q2使用する製剤は何ですか?日本での承認状況と、予定している注入量とその理由を教えてください。
- Q3私の運動習慣や仕事の内容だと、だるさや筋力の低下はどんな場面で出やすいですか?
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リスク・副作用について
主なリスク・副作用:注射部位の痛み、内出血、腫れ、だるさ、筋力の低下(物を持ち上げにくい、階段の上り下りやつま先立ちがしにくいなど)、運動時のパフォーマンスへの影響、左右差、効果を感じにくい場合があること、繰り返しの注射による効果の低下(耐性)、まれに注射部位から離れた部位の脱力や飲み込みにくさなど。経過には個人差があります。
日本語対応・オンライン相談
肩やふくらはぎの張りは、筋肉か脂肪かで方法が変わります。
注入量や運動・仕事への影響も含めて、韓国の医師に日本語・オンラインで直接相談してみませんか。
- 01
LINEで申し込む
IPPEOの相談スタッフが日本語でお悩みを確認し、医師との相談日程を調整します
- 02
自宅からビデオ相談
IPPEOアプリのビデオ通話で、韓国の医師とお話しいただけます。AI通訳の字幕と通訳スタッフがサポートします
- 03
レポートで比べて考える
相談内容をまとめたレポートが届きます。渡韓するかどうかは、ゆっくり考えて大丈夫です
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オンライン相談は情報提供であり、診断・治療ではありません。施術の可否は医療機関での診察で判断されます。
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