施術· 注入
フィラーはどのくらい持つ?種類・部位別の考え方
更新日 監修: キム・セリン 院長(セリン医院・皮膚科)

この記事のポイント
- 01フィラーの持続期間は、製剤の種類・注入部位・量・個人差によって大きく変わり、一律には言えません。
- 02ヒアルロン酸は、製剤や部位によって数か月から2年程度が目安とされることが多く、よく動く部位ほど短くなりやすいと考えられています。
- 03持ちの長さだけでなく、血管閉塞などのリスクと、溶かせる製剤かどうかも確認することが大切です。
ほうれい線、涙袋、唇、あご、こめかみなど、さまざまな部位に使われるフィラー(ヒアルロン酸などの注入剤)。韓国で受けることを考えたとき、「どのくらい持つの?」「何回も受けないといけないの?」は多くの方が気になるポイントです。
実はフィラーの持ちは、製剤の種類だけでなく、注入する部位、量、体質、生活習慣などによって大きく変わります。この記事では持続期間の考え方と、見落とされがちなリスク、医師に確認すべきことを整理しました。
まずは基本:フィラーの種類と、持ちを左右するもの

フィラーの中で最も広く使われているのがヒアルロン酸です。もともと体内にもある成分で、時間とともに少しずつ分解・吸収されていきます。持続期間は製剤や部位によって数か月から2年程度が目安とされることが多いものの、製剤の硬さや架橋(分子のつながり方)の違い、注入の深さや量によって変わります。ヒアルロン酸は、ヒアルロニダーゼという酵素で溶かせることが大きな特徴で、仕上がりの調整やトラブル時の対応に使われます。
ヒアルロン酸以外には、ハイドロキシアパタイト、ポリ乳酸、ポリカプロラクトンなど、注入後に自分のコラーゲンの生成を促すことを目指す製剤もあります。これらはヒアルロン酸より長く持つとされることが多い一方、ヒアルロニダーゼでは溶かせないため、仕上がりの調整が難しい点に注意が必要です。韓国で使われている製剤の中には、ジュベルックのように日本で未承認のものもあります。
持ちを左右するのは製剤だけではありません。唇や口元のように動きが多い部位は短くなりやすく、あごや鼻筋のように動きが少ない部位は比較的長く持ちやすいと考えられています。また、代謝、運動量、体重の変化、紫外線などの生活要因によっても差が出ます。
フィラーで最も注意すべきリスクの一つが「血管閉塞」です。製剤が血管に入ったり血管を圧迫したりすると、皮膚の壊死や、まれに視力障害につながることがあるとされています。鼻、眉間、額、ほうれい線などは特に注意が必要な部位とされ、施術後の異変に早く気づき、すぐ相談できる体制が重要です。
| 比較項目 | ヒアルロン酸 | コラーゲン生成を促す製剤 |
|---|---|---|
| 主な成分 | ヒアルロン酸 | ハイドロキシアパタイト・ポリ乳酸など |
| 持続の目安 | 数か月〜1〜2年程度とされることが多い | ヒアルロン酸より長いとされることが多い |
| 溶かせるか | ヒアルロニダーゼで溶かせる | 溶かせない |
| 持ちが短くなりやすい部位 | 唇・口元など動きが多い部位 | 唇への使用は一般的に推奨されない |
| 確認したい点 | 製剤名・量・深さ | 製剤名・日本での承認状況・調整の可否 |
あなたはどのタイプ?判断マップ
検討しやすいケース
- 涙袋・あご・鼻筋など、ボリュームや形を少し整えたい
- ほうれい線やこめかみなど、くぼみが気になる
- 切らずに、比較的短いダウンタイムで検討したい
- 定期的なメンテナンスを前提に考えられる
他の方法も比べたいケース
- たるみが原因のほうれい線なら、HIFUやサーマクールなども比較
- 長期的に形を変えたい部位なら、手術との比較も
- 肌のハリや質感が中心なら、スキンブースターも比較
医師の確認が必要なケース
- 過去に注入を受け、製剤名が分からない
- 鼻・眉間・額など血管リスクが高い部位を希望している
- アレルギー体質、自己免疫疾患、服薬中である
- 帰国後すぐに異変があった時の相談先がない
5問セルフチェック
それぞれ、あなたに近い方を選んでください。
0 / 5Q1希望する部位は?
Q2製剤への考え方は?
Q3過去の注入歴は?
Q4受ける頻度は?
Q5帰国後の相談先は?
韓国の医師に聞く質問3つ
セルフチェックの結果をもとに、相談時にそのまま使える質問です。
- Q1私の希望する部位と量なら、どの製剤で、持続の目安はどのくらいと考えますか?
- Q2私の部位の血管リスクはどの程度ですか?異変があった時、帰国後はどう対応してもらえますか?
- Q3私に使う製剤は溶かせますか?日本では承認されていますか?
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リスク・副作用について
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、しこり、左右差、製剤の移動、感染、アレルギー反応、血管閉塞による皮膚の壊死やまれに視力障害など。持続期間には個人差があります。
日本語対応・オンライン相談
「どのくらい持つか」は、あなたの部位と製剤次第。
持ちの目安も、注意すべきリスクも、部位と製剤によって変わります。韓国の医師に日本語・オンラインで直接相談して、あなたの場合を確認してみませんか。
- 01
LINEで申し込む
IPPEOの相談スタッフが日本語でお悩みを確認し、医師との相談日程を調整します
- 02
自宅からビデオ相談
IPPEOアプリのビデオ通話で、韓国の医師とお話しいただけます。AI通訳の字幕と通訳スタッフがサポートします
- 03
レポートで比べて考える
相談内容をまとめたレポートが届きます。渡韓するかどうかは、ゆっくり考えて大丈夫です
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オンライン相談は情報提供であり、診断・治療ではありません。施術の可否は医療機関での診察で判断されます。
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