施術· 鼻・あご・唇のフィラー
鼻・あご・唇のヒアルロン酸注入を考える前に知っておきたい5つのこと|血管のリスクも
更新日 監修: ホン・ギソク 院長(オルレ形成外科)

この記事のポイント
- 01ヒアルロン酸注入は、ジェル状のヒアルロン酸を皮下などに注入して、鼻筋・あご先・唇のボリュームや形を整える方法で、骨格そのものを変えるわけではありません。
- 02まれですが、注入物が血管に入る・血管を圧迫することで、皮膚の壊死や視力障害が起こることがあり、特に鼻まわりは注意が必要な部位とされます。
- 03ヒアルロン酸は分解酵素で溶かせることが多い一方、持続期間は部位や製剤、体質によって異なり、半年〜1年前後はあくまで目安です。
鼻筋をもう少し通したい、あご先を少し出したい、唇にふっくら感がほしい──。切らずに形を整える方法として、ヒアルロン酸注入を考える方は少なくありません。
韓国では「코필러(鼻フィラー)」「턱필러(あごフィラー)」「입술필러(唇フィラー)」として身近に相談される施術ですが、まれに血管が詰まる重いトラブルが起こることもあります。考える前に知っておきたい5つのことを整理しました。
知っておきたい5つのこと
①何が変わる施術か:ヒアルロン酸注入は、ジェル状のヒアルロン酸を注入してボリュームを足し、鼻筋の高さ、あご先の長さや前への出方、唇の厚みや輪郭を整える方法です。足すことはできても、鼻先を細くする、骨格を小さくするといった「減らす」変化は得意ではありません。入れすぎると横に広がって不自然に見えることもあるため、少量から考えることが大切です。なお、部位や製剤によっては、日本ではその目的での使用が承認されていない(適応外・未承認)場合があります。使用する製剤名と承認状況を医師に確認しておきましょう。
②血管塞栓のリスク:まれですが、注入物が血管の中に入ったり、外から血管を圧迫したりして血流が途絶えることがあります(血管塞栓)。その先の皮膚が壊死する、鼻まわりや眉間では目につながる血管に影響して視力障害が起こる、といった深刻なトラブルにつながることもあります。注入中・直後の強い痛み、皮膚が白くなる・まだらな紫色になる、見え方の異常などは早急な対応が必要なサインです。どのようなサインに注意し、起きたときにどう連絡すればよいかを事前に確認しておきましょう。
③ヒアルロン酸分解酵素:ヒアルロン酸は、分解酵素(ヒアルロニダーゼ)を注射することで溶かせることが多く、形が気に入らない場合や血流のトラブルが疑われる場合に使われます。ただし、一度で溶けきらないことや、酵素自体にアレルギー反応が起こることもあります。また、血流障害による視力障害は、酵素を使っても回復しない場合があります。ヒアルロン酸以外の注入物(溶かせないものや長く残るもの)を勧められた場合は、その違いを特に慎重に確認しましょう。
④持続期間は目安:持続期間は、部位・製剤の硬さ・注入量・体質によって変わります。一般的に、よく動く唇は短め、鼻やあごは比較的長めといわれますが、半年〜1年前後はあくまで目安です。吸収されたように見えても一部が残っていることもあるため、追加を重ねる前に、残っている量を医師に確認してもらいましょう。以前に注入を受けたことがある方は、時期と内容を伝えてください。
⑤手術との比較と滞在中の注意:ヒアルロン酸注入は施術時間が短く、腫れや内出血も数日〜1週間ほどで落ち着くことが多いものの、効果は一時的です。鼻先の形を変えたい、あごの長さを大きく変えたいなど、変化の幅が大きい場合は手術が比較の対象になります。また、血流のトラブルは施術直後だけでなく、しばらくしてから気づくこともあります。施術後すぐに帰国する日程は避け、翌日以降に状態を確認できる余裕を持つことが勧められます。
| 確認項目 | 事前に考えておきたいこと |
|---|---|
| 部位と目的 | 鼻筋・あご先・唇のどこを、どのくらい変えたいか |
| 製剤 | 使用するヒアルロン酸の製剤名と日本での承認状況 |
| 血管のリスク | 注意すべきサイン、起きたときの連絡方法と対応 |
| 分解酵素 | 溶かす場合の流れ、酵素の在庫と使用経験 |
| 持続期間 | 部位ごとの目安、以前の注入物が残っていないか |
| 日程 | 施術後に状態を確認できる日数、帰国日との間隔 |
よくある質問
鼻やあご、唇のヒアルロン酸はどのくらい持つ?
持続期間は部位・製剤の硬さ・注入量・体質によって変わり、半年〜1年前後はあくまで目安です。一般的に唇は短め、鼻やあごは比較的長めといわれ、追加の前には残っている量を医師に確認してもらいましょう。
ヒアルロン酸注入は後から溶かせる?
分解酵素を注射することで溶かせることが多いですが、一度で溶けきらないことや、酵素自体にアレルギー反応が起こることもあります。ヒアルロン酸以外の注入物を勧められた場合は、その違いを特に慎重に確認しましょう。
ヒアルロン酸注入の当日に帰国の飛行機に乗れる?
血流のトラブルは施術直後だけでなく、しばらくしてから気づくこともあるため、施術後すぐに帰国する日程は避け、翌日以降に状態を確認できる余裕を持つことが勧められます。腫れや内出血は数日〜1週間ほどで落ち着くことが多いです。
鼻へのヒアルロン酸注入で失明することはある?
まれですが、注入物が血管に入る・血管を圧迫することで皮膚の壊死や視力障害が起こることがあり、特に鼻まわりは注意が必要な部位とされます。強い痛みや皮膚の色の変化、見え方の異常は早急な対応が必要なサインのため、連絡方法を事前に確認しましょう。
あなたはどのタイプ?判断マップ
検討しやすいケース
- 鼻筋やあご先を少しだけ整えたい
- まずは切らない方法で変化を試してみたい
- 一時的な変化であること、定期的な追加が必要になりうることを理解している
他の方法も比べたいケース
- 鼻先の形や鼻全体を変えたいなら、鼻整形の記事と比較
- あごの長さや骨格を大きく変えたいなら、輪郭手術との違いを確認
- 持続期間が気になるなら、フィラーの持続期間の記事も確認
医師の確認が必要なケース
- 過去に鼻・あご・唇に注入や手術を受けたことがある
- 以前にヒアルロン酸以外の注入物を入れたことがある、または内容が分からない
- 口唇ヘルペスが出やすい、アレルギー体質である
- 血液をさらさらにする薬を服用している
5問セルフチェック
それぞれ、あなたに近い方を選んでください。
0 / 5Q1希望する変化は?
Q2変化の持続は?
Q3過去の注入は?
Q4血管トラブルのリスクについて?
Q5施術後の日程は?
韓国の医師に聞く質問3つ
セルフチェックの結果をもとに、相談時にそのまま使える質問です。
- Q1私の希望する変化は、ヒアルロン酸注入でどこまでできますか?手術を比較した方がよいですか?
- Q2使用する製剤は何ですか?日本では承認されていますか?注入量の予定は?
- Q3血管が詰まった疑いがあるとき、どんなサインに注意し、どこに連絡すればよいですか?分解酵素はすぐに使えますか?
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リスク・副作用について
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、しこり・凹凸、左右差、注入物の移動、青白く透けて見える(チンダル現象)、感染、遅れて出る炎症や腫れ、アレルギー反応、まれに血管塞栓による皮膚の壊死・視力障害(失明を含む)など。経過には個人差があります。
日本語対応・オンライン相談
切らない方法でも、血管のリスクは知っておきたいもの。
鼻・あご・唇のどこをどのくらい整えるか、トラブル時の対応まで、韓国の医師に日本語・オンラインで直接相談してみませんか。
- 01
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IPPEOの相談スタッフが日本語でお悩みを確認し、医師との相談日程を調整します
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IPPEOアプリのビデオ通話で、韓国の医師とお話しいただけます。AI通訳の字幕と通訳スタッフがサポートします
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レポートで比べて考える
相談内容をまとめたレポートが届きます。渡韓するかどうかは、ゆっくり考えて大丈夫です
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オンライン相談は情報提供であり、診断・治療ではありません。施術の可否は医療機関での診察で判断されます。
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