施術· ニキビ
繰り返すニキビの皮膚科治療を韓国で考える前に知っておきたい5つのこと|薬・施術・帰国後の継続
更新日 監修: ホン・ギソク 院長(オルレ形成外科)

この記事のポイント
- 01ニキビには白ニキビ・赤ニキビ・しこりのあるニキビなど段階があり、ニキビに似た別の皮膚の病気もあるため、まず医師の診断が出発点になります。
- 02外用薬・内服薬は医師の処方が必要で、内服薬の中には妊娠中や妊娠を希望する時期に使えないもの、日本では未承認のものもあります。
- 03施術は薬の治療と組み合わせて考えることが多く、数か月単位の継続が必要なため、帰国後に日本でどう続けるかを先に考えておきましょう。
治ったと思ったらまた同じ場所にできる、フェイスラインのニキビが何年も続いている──。セルフケアでは落ち着かないニキビに悩む方は少なくありません。
韓国の皮膚科では、薬に加えてピーリングや光・レーザー治療、圧出などを組み合わせることがあります。ただ、ニキビ治療は数か月単位で続けることが多く、帰国後の治療をどうするかまで考えておくことが大切です。考える前に知っておきたい5つのことを整理しました。
知っておきたい5つのこと
①まずニキビの種類と原因を見極める:ニキビは、毛穴が詰まった白ニキビ・黒ニキビ(面皰)から、炎症を起こした赤ニキビ、膿をもったもの、しこりのように硬く大きいものまで段階があります。皮脂の多さ、毛穴の詰まり、アクネ菌、ホルモンの影響、生活習慣など、原因も人によって異なります。毛のう炎や酒さ(赤ら顔)、カビの一種による毛包炎など、ニキビに似た別の病気もあるため、自己判断で治療を選ぶ前に、医師に診断してもらうことが大切です。
②薬は医師の処方が必要:ニキビ治療の基本は、毛穴の詰まりを抑える外用薬(アダパレンなど)、過酸化ベンゾイル、抗菌薬の外用薬・内服薬などです。重いニキビや繰り返すニキビには、ビタミンA誘導体(レチノイド)の内服薬(イソトレチノイン)が使われることがありますが、日本ではニキビ治療薬として未承認です。韓国で処方を受ける場合は、どの薬が使われるのか、日本での承認状況を医師に確認しましょう。内服レチノイドは胎児への影響があるため、服用中と服用終了後の一定期間は妊娠を避ける必要があるとされ、乾燥や血液検査(肝機能・脂質など)の確認も必要です。抗菌薬の中にも妊娠中・授乳中に使えないものがあるため、妊娠の可能性がある場合は事前に伝えましょう。
③施術の位置づけ:ケミカルピーリング、専用の器具で詰まりを押し出す「圧出」、光線力学療法(PDT)を含む光治療、レーザー治療などは、薬の治療を補う目的で組み合わされることが多い方法です。1回で治すものではなく、間隔をあけて複数回行うのが一般的です。炎症が強い時期には刺激で悪化することもあるため、どの施術が今の肌の状態に合うのかを医師に判断してもらいましょう。
④帰国後の継続治療:ニキビ治療は、炎症を落ち着かせる期間と、再発を防ぐ維持の期間を合わせて、数か月以上続けることが多い治療です。韓国で処方された薬がなくなった後、日本の皮膚科で同じ薬が処方されるとは限りません。処方内容が分かる書類を受け取り、日本の皮膚科でどう続けるかを相談できるようにしておきましょう。また、医薬品を日本に持ち帰る場合は、量や種類によって手続きが必要になるなどのルールがあるため、事前に確認しておきましょう。
⑤ニキビ跡との区別:ニキビが治った後に残る赤み、茶色い色素沈着、凹み(クレーター)は「ニキビ跡」で、今あるニキビとは治療の考え方が異なります。新しいニキビが次々できている状態で跡の治療だけを進めても、また新しい跡ができてしまうことがあります。まず今あるニキビを落ち着かせ、そのうえで跡の治療を考えるのが一般的な順番です。
| 確認項目 | 事前に考えておきたいこと |
|---|---|
| ニキビの種類 | 白・赤・しこりのどれが中心か、似た病気ではないか |
| 薬 | 外用薬・内服薬の種類、日本での承認状況 |
| 妊娠・持病 | 妊娠の可能性・予定、授乳、肝臓や脂質の持病 |
| 施術 | ピーリング・圧出・光治療・レーザーのどれを、何回 |
| 帰国後 | 処方内容の書類、日本の皮膚科での継続、薬の持ち帰り |
| ニキビ跡 | 今あるニキビと跡の治療をどの順番で進めるか |
よくある質問
ニキビの皮膚科治療はどのくらいの期間続ける?
炎症を落ち着かせる期間と再発を防ぐ維持の期間を合わせて、数か月以上続けることが多い治療です。韓国で処方された薬がなくなった後、日本の皮膚科で同じ薬が処方されるとは限りません。処方内容が分かる書類を受け取り、帰国後に日本の皮膚科でどう続けるかを先に考えておきましょう。
ニキビの飲み薬イソトレチノインは日本で承認されている?
ビタミンA誘導体の内服薬(イソトレチノイン)は、日本ではニキビ治療薬として未承認です。胎児への影響があるため服用中と服用終了後の一定期間は妊娠を避ける必要があるとされ、乾燥や血液検査(肝機能・脂質など)の確認も必要です。韓国で処方を受ける場合は、使われる薬と日本での承認状況を医師に確認しましょう。
ピーリングやレーザーだけでニキビは治る?
ケミカルピーリングや圧出、光治療、レーザー治療は、薬の治療を補う目的で組み合わされることが多い方法です。1回で治すものではなく、間隔をあけて複数回行うのが一般的で、炎症が強い時期には刺激で悪化することもあります。どの施術が今の肌の状態に合うかは、医師に判断してもらいましょう。
ニキビとニキビ跡の治療は同時に進められる?
まず今あるニキビを落ち着かせ、そのうえで跡の治療を考えるのが一般的な順番です。新しいニキビが次々できている状態で跡の治療だけを進めても、また新しい跡ができてしまうことがあります。赤み・色素沈着・凹みなど跡の種類も含めて、医師に治療の順番を相談しましょう。
あなたはどのタイプ?判断マップ
検討しやすいケース
- 赤ニキビや白ニキビを何度も繰り返している
- 市販のケアでは落ち着かず、医師に一度診てもらいたい
- 数か月かけて治療を続ける気持ちがあり、日本の皮膚科にも通える
他の方法も比べたいケース
- 凹みや赤み・茶色い跡が中心なら、ニキビ跡治療の考え方と比較
- 毛穴の詰まりやざらつきが中心なら、ケミカルピーリングの記事も確認
- 肌が敏感で赤みが出やすいなら、敏感肌での治療の考え方も確認
医師の確認が必要なケース
- 妊娠中・授乳中、または妊娠を希望している
- 肝臓の病気や脂質異常症を指摘されたことがある
- 気分の落ち込みなど、心の不調で治療中である
- 生理不順や毛深さなど、ホルモンの変化が気になる
5問セルフチェック
それぞれ、あなたに近い方を選んでください。
0 / 5Q1今の肌の状態は?
Q2治療期間は?
Q3妊娠について?
Q4帰国後の治療は?
Q5これまでの治療は?
韓国の医師に聞く質問3つ
セルフチェックの結果をもとに、相談時にそのまま使える質問です。
- Q1私のニキビはどの段階で、ニキビ以外の病気の可能性はありますか?
- Q2処方される薬の種類と、日本での承認状況を教えてください。妊娠や持病で注意することはありますか?
- Q3帰国後は日本でどのように治療を続ければよいですか?処方内容の書類はもらえますか?
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リスク・副作用について
主なリスク・副作用:外用薬による赤み・乾燥・皮むけ・ヒリヒリ感、内服薬による胃腸症状・めまい・光線過敏・肌や唇の乾燥・肝機能や脂質の変化、内服レチノイドの胎児への影響、施術による赤み・色素沈着・一時的な悪化、圧出後の跡、再発の可能性など。経過には個人差があります。
日本語対応・オンライン相談
繰り返すニキビは、まず種類と原因の診断から。
使う薬や施術、帰国後にどう続けるかで、治療計画は変わります。韓国の医師に日本語・オンラインで直接相談してみませんか。
- 01
LINEで申し込む
IPPEOの相談スタッフが日本語でお悩みを確認し、医師との相談日程を調整します
- 02
自宅からビデオ相談
IPPEOアプリのビデオ通話で、韓国の医師とお話しいただけます。AI通訳の字幕と通訳スタッフがサポートします
- 03
レポートで比べて考える
相談内容をまとめたレポートが届きます。渡韓するかどうかは、ゆっくり考えて大丈夫です
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オンライン相談は情報提供であり、診断・治療ではありません。施術の可否は医療機関での診察で判断されます。
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