施術· 頭皮・抜け毛ケア
抜け毛・薄毛が気になる方へ|頭皮・抜け毛ケアを考える前に知っておきたい5つのこと
更新日 監修: ホン・ギソク 院長(オルレ形成外科)

この記事のポイント
- 01抜け毛・薄毛には、男性型脱毛症、女性のびまん性の薄毛、一時的に抜け毛が増える休止期脱毛、甲状腺の病気や鉄欠乏が関わるものなどがあり、まず原因の確認が先です。
- 02皮膚科のケアには外用薬・内服薬・頭皮への注入・光治療などがあり、根拠の強さや注意点は方法ごとに異なります。
- 03多くの方法は続けることが前提で、韓国滞在中だけでは完結しないため、日本での続け方まで含めて計画することが大切です。
髪のボリュームが減ってきた、分け目が目立つ、シャンプーのときの抜け毛が増えた──。抜け毛や薄毛の悩みは、男性だけでなく女性にも多いものです。
韓国では皮膚科で「두피 케어(トゥピケオ/頭皮ケア)」や「탈모 치료(タルモチリョ/脱毛治療)」として相談されることがあります。ただし、抜け毛の原因はさまざまで、原因によって合う方法も変わります。考える前に知っておきたい5つのことを整理しました。
知っておきたい5つのこと
①原因の確認が先:男性型脱毛症(AGA)は、生え際や頭頂部から徐々に薄くなるのが特徴です。女性では、分け目や頭頂部を中心に全体的に薄くなる「びまん性」の薄毛が多いとされます。出産や強いストレス、急なダイエット、高熱などのあとに一時的に抜け毛が増える休止期脱毛のほか、甲状腺の病気、鉄欠乏(貧血)、円形脱毛症、髪を強く結ぶことによる牽引性脱毛など、原因によって対応は大きく変わります。必要に応じて、血液検査などで体の状態を確認することも大切です。
②皮膚科でのケアの種類:一般的には、頭皮に塗る外用薬、内服薬、頭皮への注入(成長因子などをうたう製剤や、自分の血液から作る成分など)、低出力のレーザー・LEDなどの光治療が組み合わされます。外用薬や一部の内服薬は男性型脱毛症で比較的多くの根拠が示されている一方、注入や光治療は製剤・機器によって根拠の程度が異なり、効果の感じ方にも個人差があります。頭皮への注入に使われる製剤には、日本では未承認のものが含まれることがあるため、どの製剤を使うのか、日本での承認状況はどうかを医師に確認しましょう。
③内服薬の注意:男性型脱毛症に使われる内服薬(フィナステリド・デュタステリドなど)は、妊娠中や妊娠の可能性がある女性は服用できず、割れた錠剤などに触れることも避けるよう注意されています。性欲の低下などの副作用が報告されているほか、前立腺の検査値(PSA)に影響することもあります。また、ミノキシジルの内服薬は、日本では薄毛の治療薬として承認されておらず、むくみ・動悸・体毛が濃くなるなどの副作用が知られています。持病や服用中の薬がある方、妊娠を考えている方は、忘れずに医師に伝えましょう。
④続けることが前提:髪は生え替わりのサイクルがゆっくりなため、変化を判断するには数か月〜半年ほどかかることが多く、やめると元の状態に戻っていくものもあります。始めた初期に、一時的に抜け毛が増えたように感じることもあります。韓国で受けた施術や処方だけで完結するものは少ないため、帰国後に日本の皮膚科などでどう続けるかを先に考えておきましょう。韓国で処方された薬を日本に持ち帰る場合は、持ち込める量や種類にルールがあるため、事前に確認が必要です。
⑤植毛との比較:植毛は、後頭部などの毛を薄い部分へ移す手術で、生え際の後退など範囲がはっきりした薄毛で検討されることがあります。一方、移植していない部分の薄毛は進むことがあるため、植毛後も薬などのケアを続けるよう勧められることが少なくありません。女性のびまん性の薄毛や、原因がはっきりしない抜け毛では、植毛が合わない場合もあります。薬などのケアと植毛のどちらが合うか、組み合わせるかを、原因と範囲から相談しましょう。
| 確認項目 | 事前に考えておきたいこと |
|---|---|
| 原因 | 男性型・女性のびまん性・休止期脱毛・甲状腺・鉄欠乏などのどれか |
| 検査 | 血液検査や頭皮の拡大観察が必要か |
| 方法 | 外用・内服・注入・光治療のどれを、なぜ選ぶか |
| 内服薬 | 妊娠の予定、持病・服用中の薬、副作用 |
| 継続 | 変化を判断する時期、帰国後に日本でどう続けるか |
| 植毛 | 植毛が合う範囲か、薬などのケアとの組み合わせ |
よくある質問
抜け毛・薄毛の治療は効果が分かるまでどのくらいかかる?
髪の生え替わりのサイクルはゆっくりなため、変化を判断するには数か月〜半年ほどかかることが多いとされます。始めた初期に一時的に抜け毛が増えたように感じることもあり、やめると元の状態に戻っていくものもあります。帰国後に日本の皮膚科などでどう続けるかを先に考えておきましょう。
女性の薄毛の原因は?皮膚科で相談できる?
女性では分け目や頭頂部を中心に全体的に薄くなる「びまん性」の薄毛が多いとされ、皮膚科での相談の対象になります。出産やストレス、急なダイエットのあとの休止期脱毛、甲状腺の病気、鉄欠乏など原因はさまざまで、原因によって対応が大きく変わります。必要に応じて血液検査などで体の状態を確認してもらいましょう。
薄毛の飲み薬に副作用はある?
男性型脱毛症に使われる内服薬(フィナステリド・デュタステリドなど)は性欲の低下などの副作用が報告され、妊娠中や妊娠の可能性がある女性は服用できません。ミノキシジルの内服薬は日本では薄毛の治療薬として承認されておらず、むくみ・動悸などが知られています。持病や服用中の薬、妊娠の予定は医師に伝えましょう。
薄毛は植毛と薬のどちらを選べばいい?
生え際の後退など範囲がはっきりした薄毛では植毛が検討されることがありますが、移植していない部分の薄毛は進むことがあるため、植毛後も薬などのケアを続けるよう勧められることが少なくありません。女性のびまん性の薄毛や原因がはっきりしない抜け毛では、植毛が合わない場合もあります。原因と範囲から、組み合わせも含めて医師と相談しましょう。
あなたはどのタイプ?判断マップ
検討しやすいケース
- 抜け毛や分け目の薄さが気になり始めた
- 原因を確認したうえで、自分に合うケアを知りたい
- 帰国後も日本で継続的にケアを続けられる
他の方法も比べたいケース
- 生え際の後退など範囲がはっきりしているなら、切らない植毛(FUE)と比較
- 広い範囲の植毛を考えているなら、切る植毛(FUT)との違いも確認
- 急に抜け毛が増えた・円形に抜けたなら、まず日本の皮膚科で原因を確認
医師の確認が必要なケース
- 妊娠中・授乳中、または妊娠を考えている
- 甲状腺の病気や貧血を指摘されたことがある
- 出産・病気・急なダイエットなどのあとに抜け毛が増えた
- 心臓の病気や血圧の薬など、持病や服用中の薬がある
5問セルフチェック
それぞれ、あなたに近い方を選んでください。
0 / 5Q1抜け毛・薄毛の始まり方は?
Q2出産・病気・急なダイエットなどのきっかけは?
Q3甲状腺の病気・貧血などの指摘は?
Q4ケアの継続は?
Q5内服薬について?
韓国の医師に聞く質問3つ
セルフチェックの結果をもとに、相談時にそのまま使える質問です。
- Q1私の抜け毛・薄毛の原因は何だと考えられますか?確認のための検査は必要ですか?
- Q2外用・内服・注入・光治療のうち、私にはどれが合いますか?使う製剤の日本での承認状況はどうですか?
- Q3変化を判断するまでにどのくらいかかりますか?帰国後は日本でどう続ければよいですか?
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リスク・副作用について
主なリスク・副作用:外用薬による頭皮のかゆみ・かぶれ、使い始めの一時的な抜け毛の増加、内服薬による性欲低下などの副作用やむくみ・動悸、体毛が濃くなる、注入による痛み・内出血・腫れ・感染、光治療による頭皮の赤み、変化が感じられない・やめると戻る可能性など。経過には個人差があります。
日本語対応・オンライン相談
抜け毛のケアは、原因の確認から。
原因と範囲によって、合う方法も続け方も変わります。韓国の医師に日本語・オンラインで直接相談してみませんか。
- 01
LINEで申し込む
IPPEOの相談スタッフが日本語でお悩みを確認し、医師との相談日程を調整します
- 02
自宅からビデオ相談
IPPEOアプリのビデオ通話で、韓国の医師とお話しいただけます。AI通訳の字幕と通訳スタッフがサポートします
- 03
レポートで比べて考える
相談内容をまとめたレポートが届きます。渡韓するかどうかは、ゆっくり考えて大丈夫です
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オンライン相談は情報提供であり、診断・治療ではありません。施術の可否は医療機関での診察で判断されます。
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