医師に聞く前に· シミ・肝斑
シミと肝斑の見分け方|種類と治療の考え方
更新日 監修: キム・セリン 院長(セリン医院・皮膚科)

この記事のポイント
- 01「シミ」には老人性色素斑(日光黒子)、そばかす、ADM、炎症後色素沈着などがあり、肝斑はその中でも治療の考え方が異なります。
- 02肝斑は、頬骨のあたりに左右対称にぼんやり広がることが多く、紫外線・ホルモン・摩擦などが関係するといわれています。
- 03シミと肝斑が混在していることも多く、自己判断は難しいため、医師の診察で見極めることが出発点です。
「シミを取りたくてレーザーを受けたら、かえって濃くなった気がする」——そんな声の背景に、肝斑があることも少なくありません。シミと肝斑は見た目が似ていても、治療の考え方が大きく異なるため、最初の見極めがとても大切です。
この記事では、IPPEO編集部がシミの種類と肝斑の特徴、治療の考え方の違いを整理しました。ご自身に何が合うかは、医師の診察で確認しましょう。
編集部の解説:シミの種類と肝斑の特徴

①代表的なシミの種類:老人性色素斑(日光黒子)は、紫外線を浴びやすい頬やこめかみなどに、境界が比較的はっきりした茶色のシミとして現れます。そばかす(雀卵斑)は、鼻から頬にかけて小さな斑点が散らばるように見えることが多く、若い頃から見られることもあります。ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、頬骨のあたりなどに灰色がかった褐色の小さな点が集まるように現れ、色素が皮膚の深い層にあるのが特徴です。ニキビや傷のあとに残る炎症後色素沈着もあります。
②肝斑の特徴:肝斑は、頬骨のあたりや額、口のまわりなどに、左右対称にぼんやりと広がる褐色のシミとして現れることが多いとされます。紫外線、女性ホルモンの影響(妊娠や経口避妊薬など)、洗顔やマッサージによる摩擦などが関係するといわれ、30〜40代の女性に見られることが多いとされています。
③治療の考え方の違い:老人性色素斑などは、レーザーなどで色素にアプローチする治療が検討されることが多い一方、肝斑は強い刺激によって悪化することがあるとされ、慎重な対応が必要です。肝斑には、紫外線対策や摩擦を避けるスキンケア、内服薬(トラネキサム酸など)や外用薬、出力を抑えたレーザー治療などが、状態に応じて検討されます。
④混在と見極めの難しさ:実際には、シミと肝斑、ADMなどが同じ顔に混在していることも少なくありません。どれを先に、どの方法で治療するかによって経過が変わるため、自己判断で「シミ取り」を選ぶ前に、医師の診察で見極めることが大切です。オンラインでは写真から傾向を相談できますが、確定的な判断は対面診察で行うのが一般的です。
| 種類 | 見え方の特徴 | 治療の考え方(一般的な傾向) |
|---|---|---|
| 老人性色素斑 | 境界が比較的はっきりした茶色のシミ | レーザーなどで色素にアプローチ |
| そばかす | 鼻から頬に小さな斑点が散らばる | レーザー・光治療などが検討される |
| ADM | 頬骨付近に灰色がかった褐色の点 | 深い層の色素のため複数回の治療が多い |
| 炎症後色素沈着 | ニキビや傷のあとに残る茶色 | 刺激を避け、経過を見ることも |
| 肝斑 | 左右対称にぼんやり広がる褐色 | 刺激を抑え、内服・外用・弱い出力の治療など |
あなたはどのタイプ?判断マップ
検討しやすいケース
- シミの種類を知ったうえで治療を考えたい
- 紫外線対策や摩擦を避けるケアを続けられる
- 数回に分けて経過を見る時間がとれる
他の方法も比べたいケース
- 肝斑が疑われるなら、強いレーザーより内服・外用・弱い出力の治療を中心に比較
- ADMが疑われるなら、深い層に届く治療と回数の目安を確認
- 炎症後色素沈着なら、まず刺激を避けて経過を見る選択も
医師の確認が必要なケース
- シミが左右対称にぼんやり広がっている
- 過去にシミ取りレーザーで濃くなった経験がある
- 妊娠中・授乳中、または経口避妊薬を服用している
- 急に大きくなる、盛り上がる、形がいびつなシミがある
5問セルフチェック
それぞれ、あなたに近い方を選んでください。
0 / 5Q1シミの形は?
Q2左右の出方は?
Q3時期による濃さは?
Q4過去のレーザー後は?
Q5スキンケアの習慣は?
韓国の医師に聞く質問3つ
セルフチェックの結果をもとに、相談時にそのまま使える質問です。
- Q1私のシミは、老人性色素斑・そばかす・ADM・肝斑のどれに近いですか?混在していますか?
- Q2私に肝斑がある場合、避けるべき治療や、治療の順番はどうなりますか?
- Q3私の肌の場合、治療と並行して続けるべきスキンケアや紫外線対策はありますか?
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リスク・副作用について
主なリスク・副作用:治療方法に応じて、赤み、かさぶた、一時的な色素沈着、色が薄くなる(白斑)、肝斑の悪化、内服薬による副作用などが起こる可能性があります。効果の出方や経過には個人差があり、再発することもあります。
日本語対応・オンライン相談
気になることは、医師に直接聞いてみましょう。
そのシミは、何の種類なのか。自然光で撮った写真をもとに、韓国の皮膚科医に日本語・オンラインで直接相談してみませんか。
- 01
LINEで申し込む
IPPEOの相談スタッフが日本語でお悩みを確認し、医師との相談日程を調整します
- 02
自宅からビデオ相談
IPPEOアプリのビデオ通話で、韓国の医師とお話しいただけます。AI通訳の字幕と通訳スタッフがサポートします
- 03
レポートで比べて考える
相談内容をまとめたレポートが届きます。渡韓するかどうかは、ゆっくり考えて大丈夫です
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オンライン相談は情報提供であり、診断・治療ではありません。施術の可否は医療機関での診察で判断されます。
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