この記事のポイント
- 01
腫れや内出血は起こり得ますが、進行する痛み・赤み・出血は別に評価します。
- 02
感染、皮膚の血流障害、素材の露出、鼻づまりなどが再手術の主な問題です。
- 03
息が苦しい、大量に出血しているなどの緊急症状は、LINEではなく救急医療機関へ連絡してください。
鼻の再手術後、左右で腫れ方が違う。鼻先が赤い。痛みが増してきた。こうした変化を「よくあること」と決めつけるのも、すべて異常と考えるのも適切ではありません。回復の過程で見られる症状と、急いで受診すべき症状を分けて整理します。
先生の答え
手術後の軽い腫れや違和感は、通常の回復過程でも見られます。ただし、時間がたつにつれて症状が悪化していく場合は注意が必要です。
「通常の回復症状と合併症の大きな違いは、症状の程度だけでなく、時間とともにどう変化していくかにあります。」(ユ・ゴンウン院長)
よくみられる回復症状
腫れ、内出血、軽い痛み、鼻づまり感、つっぱり感などは術後の経過で見られることがあります。ただし「普通」の範囲は手術の方法、日数、薬、個人の体調で異なります。症状の強さと変化を記録しましょう。
早めの受診が必要な変化
ユ院長は、次のような変化があれば、早めに対面で確認を受ける必要があると説明しています。
- 赤みや熱感が増していく、痛みがだんだん強くなる、膿のような分泌物が出る(感染の可能性を確認します)
- プロテーゼが皮膚の外に出てきた、皮膚が急に薄くなって色が変わってきた
- 片側だけ急に強く腫れてきた、出血が続く、強い痛みがある
傷口が開いた場合も同様です。こうした症状をふつうの回復過程と決めつけず、写真だけで判断せずに医療機関へ連絡してください。
すぐ救急対応が必要な場合
「特に、出血が止まらない、腫れが急速に悪化する、高熱、強い痛み、呼吸困難などが起きた場合は、手術を受けたクリニックの返答を待たずに、現地の救急医療機関を受診する必要があります。」(ユ・ゴンウン院長)
意識がもうろうとするなどの変化も、緊急対応が必要です。帰国後に異常が出たときは、まず手術を受けたクリニックにすぐ連絡し、今の症状と始まった時期、写真を伝えるよう案内されています。ただし、感染や出血が続いている疑いがあるときは、写真やオンライン相談だけでは正確な判断が難しいため、日本の医療機関で早めに対面で診てもらうことが大切です。ユ院長のクリニックでは、必要に応じて手術で使った素材や方法などの情報を現地の医師に提供し、適切な治療が受けられるよう協力しているといいます。
この記事の監修について
監修:ユ・ゴンウン院長(オニックス形成外科)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | ユ・ゴンウン 院長(Kunwoon Yoo) |
| クリニック | オニックス形成外科(ソウル・江南駅エリア)代表院長 |
| 専門 | 形成外科専門医 / 鼻整形・難易度の高い鼻の再手術 |
| 経歴 | 鼻整形5,500件以上の経験(院長提供)/前職:DA形成外科、ルホ形成外科、トップクラス形成外科 |
| 所属学会 | 大韓形成外科学会 正会員/大韓形成外科医師会 正会員/大韓美容形成外科学会 正会員 |
院長のひとこと
「鼻の美しさは、単なる高さや形ではなく、その方のお顔に合ったバランスと、安定した構造から始まると考えています。」
※本記事の院長コメントは、ユ・ゴンウン院長の書面回答(2026年11月)をもとに編集部が日本語に訳したものです。
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①LINEで悩みと質問を送る → ②必要に応じて、おうちから医師とビデオ相談 → ③医師の説明を整理して比べる。オンライン相談は、手術ができるかどうかを検討する段階です。対面での確認や検査の代わりにはなりません。
この記事に関するQ&A
LINEで写真を送れば受診は不要ですか?
写真は手術を受けたクリニックに状況を伝えるのに役立ちますが、写真だけでは感染や出血、皮膚の血流の状態を正確に判断できません。危険な症状があるときは、先に医療機関を受診してください。
相談してみる
あなたの場合は、韓国の医師に聞く。
写真やオンライン相談で分かるのは、おおよその方向性までです。最終的な手術方法や使用する素材は、来院後の検査と対面での確認を経て医師が決めます。
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リスク・副作用について
主なリスク・副作用:出血、血腫、感染、瘢痕、皮膚の血流障害、移植軟骨やプロテーゼの変形・露出、鼻づまり、鼻中隔穿孔、左右差、追加の手術などがあります。再手術では既存の瘢痕などによって判断が複雑になります。効果・経過には個人差があります。
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