この記事のポイント
- 01
プロテーゼの輪郭が見える原因と、触ると動く原因は同じとは限りません。
- 02
赤みや痛み、皮膚が破れそうな変化があるときは、再手術の時期を待たずに医療機関を受診してください。
- 03
写真だけで交換・除去・経過観察のどれが必要かは決められません。
明るい場所で鼻筋に線が浮いて見える。洗顔中に以前と違う動きを感じる。鼻整形を受けた後、こうした変化に気づくと「すぐ再手術が必要?」と不安になります。まず、見えている変化と、痛み・赤みなどの症状を分けて整理しましょう。
先生の答え
プロテーゼが透けたり動いたりしても、それだけで全員にすぐ再手術が必要になるわけではありません。皮膚が健康で、プロテーゼの位置が安定し、炎症や皮膚のダメージがなければ、経過を見ることもできます。
「大切なのは、プロテーゼが見えるという事実そのものより、周りの組織の状態と、この先起こり得るリスクを評価することです。」(ユ・ゴンウン院長)
なぜ輪郭が目立つのか
鼻筋の皮膚が薄くなっている、プロテーゼの位置や形が組織と合わない、腫れが引いて境界が見えるなど、複数の可能性があります。写真の角度や照明でも印象は変わるため、見た目だけで皮膚の状態を判断することはできません。ユ院長は、皮膚が薄い方はプロテーゼの輪郭が比較的目立ちやすいため、単に輪郭が透けて見えることと、実際に皮膚が傷むリスクとを分けて考える必要があると話します。
「動く」のか「傾いて見える」のか
触ったときの動きと正面からの曲がりは別の情報です。前回の手術記録や使用した素材、術後の経過を確認したうえで、必要に応じて医師が触診や画像検査で確かめます。ユ院長が鼻の再手術の相談で最初に確認するのは、今の鼻の構造がどれだけ安定しているかです。
「特に、鼻先を支える構造と鼻中隔の状態を優先して確認します。前回の手術でどの軟骨が取り除かれたり変形したりしているか、鼻先を支える力が十分か、支えの軸がどの方向にできているかを評価します。」(ユ・ゴンウン院長)
交換だけで済むと決めつけない
プロテーゼを替えるだけでよいのか、いったん取り出した方がよいのか、鼻先の支えや皮膚の状態まで調整が必要なのかは、医師が対面で確認したうえで判断します。感染が疑われる場合は、見た目の希望よりも治療が優先されます。ユ院長は、皮膚が少しずつ薄くなる・赤くなる場合や、プロテーゼが皮膚を圧迫し続けている・移動している場合には、積極的な治療が必要になることがあると説明しています。
この記事の監修について
監修:ユ・ゴンウン院長(オニックス形成外科)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | ユ・ゴンウン 院長(Kunwoon Yoo) |
| クリニック | オニックス形成外科(ソウル・江南駅エリア)代表院長 |
| 専門 | 形成外科専門医 / 鼻整形・難易度の高い鼻の再手術 |
| 経歴 | 鼻整形5,500件以上の経験(院長提供)/前職:DA形成外科、ルホ形成外科、トップクラス形成外科 |
| 所属学会 | 大韓形成外科学会 正会員/大韓形成外科医師会 正会員/大韓美容形成外科学会 正会員 |
院長のひとこと
「鼻の美しさは、単なる高さや形ではなく、その方のお顔に合ったバランスと、安定した構造から始まると考えています。」
※本記事の院長コメントは、ユ・ゴンウン院長の書面回答(2026年11月)をもとに編集部が日本語に訳したものです。
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①LINEで悩みと質問を送る → ②必要に応じて、おうちから医師とビデオ相談 → ③医師の説明を整理して比べる。オンライン相談は、手術ができるかどうかを検討する段階です。対面での確認や検査の代わりにはなりません。
この記事に関するQ&A
写真でプロテーゼの状態が分かりますか?
写真は変化を伝える資料になります。ただ、ユ院長は、皮膚の厚みや柔らかさ、瘢痕(はんこん)の強さ、鼻先の支持力、内部の軟骨の状態は、写真だけでは正確に評価しにくいと話します。
「オンライン相談は、手術の可能性を検討するプロセスであって、最終的な手術計画を確定するプロセスではありません。」(ユ・ゴンウン院長)
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写真やオンライン相談で分かるのは、おおよその方向性までです。最終的な手術方法や使用する素材は、来院後の検査と対面での確認を経て医師が決めます。
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リスク・副作用について
主なリスク・副作用:鼻の手術には腫れ・内出血、感染、プロテーゼのずれや露出、皮膚トラブル、左右差、鼻づまり、再手術などの可能性があります。赤みや痛みが急に悪化する場合は、早めに対面で確認を受けてください。効果・経過には個人差があります。
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