整形鼻の再手術

鼻の再手術は「除去・交換・再建」のどれ?3つの選択肢を比較

更新日 監修: ユ・ゴンウン院長(オニックス形成外科)

鼻の再手術は「除去・交換・再建」のどれ?3つの選択肢を比較
※画像はイメージです

この記事のポイント

  1. 01

    プロテーゼを除去することと、鼻の支持構造を作り直すことは目的が違います。

  2. 02

    皮膚の状態、感染の有無、呼吸、鼻先の支持を合わせて方法を考えます。

  3. 03

    再手術を受けないで経過を見る選択肢も、状態によっては考えられます。

前の手術で入れたものを取り出したい。でも鼻筋が低くなったり、鼻先の形が崩れたりしないか不安。鼻の再手術で「除去」「交換」「再建」と聞いても、それぞれ何が違うのか分かりにくいものです。目的と限界に分けて整理します。

先生の答え

除去だけで足りるかどうかは、プロテーゼを取り出したあとも鼻の基本的な支えと形が保てるかで判断します。

「もとのプロテーゼが主に鼻筋の高さを補う役割をしていて、鼻先と鼻中隔の構造が安定していれば、除去だけで十分な場合もあります。一方、プロテーゼが鼻先の支えに関わっていたり、以前の手術で鼻中隔や軟骨の構造が傷んでいたりする場合は、取り出したあとに鼻先の下垂や変形、左右差が起こることがあります。」(ユ・ゴンウン院長)

除去:今ある素材を取り出す

プロテーゼが皮膚に負担をかけている、感染が疑われる、素材そのものが合わないなどの場合に、除去を検討することがあります。ただし、取り出せば術前の鼻にそのまま戻るとは限りません。長年の瘢痕や皮膚・軟骨の変化が残ることがあります。

交換:素材や位置を調整する

見た目や位置の問題が中心で、周囲の組織の状態が保たれているなら、素材の交換や位置調整が候補になります。一方、皮膚が薄い、炎症がある、鼻先の支持が弱い場合は、交換だけでは課題が残る可能性があります。ユ院長は、プロテーゼが透ける・動くというだけで全員にすぐ再手術が必要なわけではないとしたうえで、どれほど良い形の軟骨の構造をつくっても、皮膚や軟部組織がそれを十分に受け止められなければ、望む結果を得るのは難しいと話します。

再建:形だけでなく支持と機能を考える

繰り返す変形や鼻先の支持不足、鼻づまりがある場合は、軟骨などで構造を補う方法が検討されます。再建には採取部の負担や瘢痕など新しいリスクもあります。

「私は、取り除けるものと再建が欠かせないものを見極め、正常な既存の構造はできるだけ残す方向で手術を計画します。」(ユ・ゴンウン院長)

再手術の時期と限界

前回の手術から間もない時期は、腫れや瘢痕が変化し続けています。ユ院長は、特別な合併症がなければ、一般的に6か月ほどの回復過程を考えるとしています。皮膚や軟部組織の状態がよくない場合や、望む変化に比べて手術のリスクが大きい場合も、再手術を勧めない、または時期を遅らせることがあります。

また、ユ院長によると、再手術では前回の手術で変形・損傷した組織を扱うため、初回の手術より結果を予測しにくいことが多いといいます。

「写真の中の特定の鼻をそのまま再現することより、その方の組織の条件で安定して保てる結果をつくることが大切です。」(ユ・ゴンウン院長)

この記事の監修について

監修:ユ・ゴンウン院長(オニックス形成外科)

項目内容
氏名ユ・ゴンウン 院長(Kunwoon Yoo)
クリニックオニックス形成外科(ソウル・江南駅エリア)代表院長
専門形成外科専門医 / 鼻整形・難易度の高い鼻の再手術
経歴鼻整形5,500件以上の経験(院長提供)/前職:DA形成外科、ルホ形成外科、トップクラス形成外科
所属学会大韓形成外科学会 正会員/大韓形成外科医師会 正会員/大韓美容形成外科学会 正会員

院長のひとこと

「鼻の美しさは、単なる高さや形ではなく、その方のお顔に合ったバランスと、安定した構造から始まると考えています。」

※本記事の院長コメントは、ユ・ゴンウン院長の書面回答(2026年11月)をもとに編集部が日本語に訳したものです。

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この記事に関するQ&A

取り出したら元の鼻に戻りますか?

元の状態に戻ると断言することはできません。瘢痕と皮膚・軟骨の変化を確認してから説明を受けましょう。

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リスク・副作用について

主なリスク・副作用:除去・交換・再建のいずれにも出血、感染、皮膚の変形、傷跡、左右差、鼻づまり、再手術などのリスクがあります。軟骨を採取する場合は採取部にも負担が生じます。効果・経過には個人差があります。

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01 / CONTENTS

あなたはどのタイプ?判断マップ

検討しやすいケース

  • 素材の不快感を減らしたいのか、外形を変えたいのか、呼吸を改善したいのか優先順位を決めます。

他の方法も比べたいケース

  • 見た目だけでなく瘢痕や支持不足が関係する場合は、単純交換以外の選択肢を比較します。ユ院長も、原因によって治療法が変わるため、「拘縮」という言葉だけで手術方法を決めるべきではないとしています。

医師の確認が必要なケース

  • 赤み、分泌物、熱感がある、または皮膚から素材が見えている場合は、手術を計画する前に対面での確認が必要です。

02 / CONTENTS

5問セルフチェック

それぞれ、あなたに近い方を選んでください。

0 / 5

  1. Q1主な悩みは素材、形、呼吸のどれですか?

  2. Q2感染や皮膚の変化がありますか?

  3. Q3過去に何回手術を受けましたか?

  4. Q4元の素材を特定できますか?

  5. Q5除去後の形の変化も説明を受けましたか?

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監修: ユ・ゴンウン院長(オニックス形成外科)

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を代替するものではありません。施術の適否は医師の診察により判断されます。効果・経過には個人差があります。

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